薪ストーブにヨツールF500を選んだ理由。その魅力と決め手


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ヨツールF500
らくまき庵で使用している薪ストーブはズングリムックリの愛嬌ある「ヨツールF500」。
性能はもちろん、見ていて和む重厚感あるデザインとその存在感がたまらなく好き。
薪ストーブがある暮らしをと想い描いたときのあのワクワク感が今でも忘れられない。
「どんな機種にするか?」を選ぶ過程もまた楽しい。
豊かな暮らしを叶えてくれる薪ストーブ。これから大切な家族の一員となるのですからしっかりと選定していきたいですね。

ヨツールとの出会い

お気に入りの薪ストーブを探そうと決め、実際に使われているユーザーさん宅や新築、リフォーム物件を案内してもらいました。
8件お邪魔しましたが、そのすべてがヨツールでした。
そのこともあってヨツールに興味を持ちました。

とあるハウスメーカーさんにとってのヨツール

家を建てる際に、大工さんにお願いするかハウスメーカーさんにお願いするかを迷っていました。
結局大工さんにお願いすることにしたらくまき庵です。

ハウスメーカーさんで契約しようかな、と考えていたのですが、契約間近になって、態度が急に横柄に。
そのハウスメーカーの社長さんに、導入する薪ストーブのメーカーはどこにするのか?と尋ねられ、
「ヨツールを考えてます」と答えました。
「えぇ、ヨツール?? あははは~。ブランドに走るタイプね」と笑われてしまいました。

そのハウスメーカーさんも薪ストーブを扱ってましたが、すべて国産のものだったのです。
社長は、国産の性能の良さなどを訴えてきましたが、もうすでにその言葉は私の耳には入ってきません。
もちろん国産の薪ストーブが素晴らしいものだというのは知っています。

でも、薪ストーブに限らず、私は人から物を購入するのです。

ヨツールの重厚感と存在感

私の気持ちはほぼヨツールに傾いていました。
そんな気持ちであらためてヨツールを見ると、その重厚感と存在感に惹きつけられていきました。
薪ストーブは、ただ単に部屋を暖めるための道具ではないのだとあらためて確認ができた思いです。

F400とF500でどちら? F500にした理由

住宅で多く採用されているのがF400とF500だという話を聞いた。
このF400とF500でどちらにするか迷いました。
F500にしたポイントを簡単にまとめます。

横の扉から薪を投入可能

正面の扉からだけではなく、横の扉から薪を入れることができるのは女性でも安心です。正面扉からでももちろん入れられますが、開口部が大きいため、追加の薪を入れるときには少し怖いです。
はずみで大きく開いてしまうことはないのですが、今の時代、なかなか焚き木などで炎に接せる機会が少ないので初心者は少し不安です。

温度が上昇してから薪を足していく作業は必須ですので、横から入れられるのはすごく便利だと思いました。
実際にF400を使用している女性から、扉が横についているF500にすればよかったという話を聞きました。
その方からもF500をおすすめいただきました。
F500の横扉

クリーンバーン仕様

自動二次燃焼方式のクリーンバーン仕様を採用しているため、赤や黄色、青とオーロラのような炎を楽しむことができる。
薪を効率良く燃焼させることができるのも魅力です。

投入できる薪の最大長の違い

F400とF500では投入できる薪の最大長が僅かですが違います。
F400は50cm、F500は55cmです。

気まぐれな性格なため、薪を割ったり小さくしたりって作業はなかなか出来ないだろうと思いました。
5cmの差ですが、薪を大きいままでも入れられる大は小をを兼ねるという思いも決め手となりました。

やっぱりデザイン

なんだかんだ言っても一番の決め手はデザインです。
フロント扉のガラス面が大きいので、思う存分炎を楽しめる。
実際に導入されているご家庭で薪ストーブを見させていただいたとき、ゆらゆら揺れる炎を見ていて、ゆったりとした気分になりました。

とんでもなくモダンだったり、古臭さも感じさせない、もちろん奇抜なデザインでもない。
いつまでも末永く使い続けていくことのできる、安心感あるデザインだと感じました。
ヨツールF500燃焼時の風景

ヨツールF500フルモデルチェンジ

フロント扉デザインの変更理由をヨツール総輸入元に確認してみた。

昨今のヨーロッパではガラス面が大きく、炎を眺めることに最適なモダンなデザインの薪ストーブが主流となっています。
その流れを受け、クラシックなデザインの薪ストーブでもより炎を楽しめるよう、現在の格子を少なくしたデザインやSE(スペシャルエディション)タイプの格子のないデザインを採用していますとのこと。

旧モデルを導入済の場合、フロントドアの部品交換は可能か

基本的には、現行の格子の少ないタイプのフロントドアへの交換になると思われます。
また、ノルウェーのヨツール本社に旧タイプのフロントドアの在庫がございます。(2018.4現在)
旧タイプのフロント扉への変更の場合は、ご注文のタイミングによってはヨツール本社で欠品もしくは廃盤の可能性があり、販売できなくなることも考えられます。

ヨツールラインナップ(2018年バージョン)

薪ストーブと一言でいっても、デザインはもちろんのこと、使い方もそれぞれ。
たくさんありすぎて迷ってしまうのは当然。
失敗できない薪ストーブ選び。是非お気に入りのものを見つけたいですね。
まずはヨツールシリーズの性能と仕様です。

機種名 性能 サイズ
F305 最小出力:3.7kW(3,182kcal/h)
定格出力:7.0kW(6,020kcal/h)
最大出力:10.0kW(8,600kcal/h)
試験データ
燃焼効率79%
出力7.5kW
薪量2.4kg/h 暖房面積117㎡(71畳)
薪長  41cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):○
幅:560mm
高さ:850mm
奥行:420mm
F105 最小出力:2.4kW(2.064kcal/h)
定格出力:4.5kW(3,870kcal/h)
最大出力:6.0kW(5,160kcal/h)
試験データ
燃焼効率83%
出力5.2kW
薪量1.5kg/h?暖房面積86㎡(53畳)
薪長  33cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):○
幅:410mm
高さ:690mm
奥行:350mm
F373 最小出力:3.5kW(3,010kcal/h)
定格出力:5.5kW(4,730kcal/h)
最大出力:7.0kW(6,020kcal/h)
試験データ
燃焼効率73%
出力5.8kW
薪量1.9kg/h 暖房面積90㎡(55畳)
薪長  30cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):○
幅:442mm
高さ:1150mm
奥行:452mm
F373 ADV 最小出力:3.9kW(3,354kcal/h)
定格出力:5.9kW(5,074kcal/h)
最大出力:9.0kW(7,740kcal/h)
試験データ
燃焼効率78%
出力6.8kW
薪量2.1kg/h 暖房面積100㎡(61畳)
薪長  33cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):○
幅:443mm
高さ:1,155mm
奥行:453mm
F520 最小出力:3.9kW(3,354kcal/h)
定格出力:7.0kW(6,020kcal/h)
最大出力:10.0kW(8,600kcal/h)
試験データ
燃焼効率77%
出力:7.0kW
薪量2.3kg/h 暖房面積143㎡(87畳)
薪長  50cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):○
幅:594mm
高さ:1,000mm
奥行:532mm
F163 最小出力:3.7kW(3,182kcal/h)
定格出力:5.0kW(4,300kcal/h)
最大出力:9.0kW(7,740kcal/h)
試験データ
燃焼効率82%
出力:5.9kW
薪量1.6kg/h 暖房面積84㎡(51畳)
薪長  33cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):○
幅:450mm
高さ:903mm
奥行:447mm
CUBE 400 最小出力:3.7kW(3,182kcal/h)
定格出力:6.0kW(5,160kcal/h)
最大出力:9.0kW(7,740kcal/h)
試験データ
燃焼効率74%
出力:6.0kW
薪量1.9kg/h 暖房面積115㎡(70畳)
薪長  40cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):○
幅:780mm
高さ:1,178mm
奥行:485mm
F483 最小出力:3.5kW(3,010kcal/h)
定格出力:6.0kW(5,160kcal/h)
最大出力:10.0kW(8,600kcal/h)
試験データ
燃焼効率75%
出力:6.0kW
薪量2.1kg/h 暖房面積100㎡(61畳)
薪長  30cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):○
幅:466mm
高さ:1,180mm
奥行:460mm
F100 最小出力:2.7kW(2,322kcal/h)
定格出力:5.5kW(4,730kcal/h)
最大出力:7.5kW(6,450kcal/h)
試験データ
燃焼効率89%
出力:6.2kW
薪量1.8kg/h 暖房面積90㎡(55畳)
薪長  40cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):○
幅:526mm
高さ:570mm
奥行:445mm
F3 最小出力:3.4kW(2,924kcal/h)
定格出力:6.0kW(5,160kcal/h)
最大出力:9.0kW(7,740kcal/h)
試験データ
燃焼効率78%
出力:6.8kW
薪量2.0kg/h 暖房面積100㎡(61畳)
薪長  40cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):○
幅:580mm
高さ:710mm
奥行:490mm
F400 最小出力:3.9kW(3,354kcal/h)
定格出力:6.9kW(5,934kcal/h)
最大出力:10.5kW(9,030kcal/h)
試験データ 燃焼効率84%
出力:7.2kW
薪量2.1kg/h 暖房面積115㎡(70畳)
薪長  50cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):○
幅:656mm
高さ:718mm
奥行:584mm
F500 最小出力:3.5kW(3,010kcal/h)
定格出力:9.0kW(7,740kcal/h)
最大出力:11.0kW(9,460kcal/h)
試験データ
燃焼効率78%
出力:8.7kW
薪量2.7kg/h 暖房面積150㎡(91畳)
薪長  55cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):○
幅:783mm
高さ:715mm
奥行:724mm
F600 最小出力:3.5kW(3,010kcal/h)
定格出力:10.0kW(8,600kcal/h)
最大出力:12.0kW(10,320kcal/h)
試験データ
燃焼効率78%
出力:9.5kW
薪量2.9kg/h 暖房面積160㎡(97畳)
薪長  55cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):○
幅:786mm
高さ:787mm
奥行:673mm
F602 最小出力:2.3kW(1,978kcal/h)
定格出力:6.0kW(5,160kcal/h)
最大出力:8.5kW(7,310kcal/h)
試験データ
燃焼効率73%
出力:6.1kW
薪量2.0kg/h 暖房面積100㎡(61畳)
薪長  40cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):○
幅:320mm
高さ:640mm
奥行:540mm
F118CB 最小出力:4.0kW(3,440kcal/h)
定格出力:7.0kW(6,020kcal/h)
最大出力:11.0kW(9,460kcal/h)
試験データ
燃焼効率73%
出力:8.0kW
薪量2.5kg/h 暖房面積115㎡(70畳)
薪長  60cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):○
幅:340mm
高さ:775mm
奥行:800mm
F8TD 最小出力:-
定格出力:8.0kW(6,880kcal/h)
最大出力:12.0kW(10,320kcal/h)
試験データ
燃焼効率75%
出力:7.9kW
薪量2.4kg/h 暖房面積134㎡(82畳)
薪長  50cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):-
幅:666mm
高さ:760mm
奥行:560mm
I520F 最小出力:3.9kW(3,354kcal/h)
定格出力:7.0kW(6,020kcal/h)
最大出力:10.0kW(8,600kcal/h)
試験データ
燃焼効率77%
出力:7kW
薪量2.4kg/h 暖房面積143㎡(87畳)
薪長  50cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):○
幅:670mm
高さ:939mm
奥行:431mm
I400FL 最小出力:3.7kW(3,182kcal/h)
定格出力:6.0kW(5,160kcal/h)
最大出力:9.0(7,740kcal/h)
試験データ
燃焼効率74%
出力:6.0kW
薪量:1.9kg/h 暖房面積115㎡(69畳)
薪長   40cm
燃料  薪
クリーンバーン(自動二次燃焼システム):○
幅:640mm
高さ:864mm
奥行:422mm

機能

エアーウォッシュシステム・・全機種
クイックベント・・・・・・・F400、F500、F600、F602除く

カラー

ブラックペイント・・・・・・CUBE400除く
ブルーブラックエナメル・・・F3、F400、F500、F600
アイボリーエナメル・・・・・F3、F400、F500
ホワイトエナメル・・・・・・F305、F105、F373ADV、F163

シリーズ別デザイン

モダンライン   F305~F483
クラシックライン F100~F8TD
インサート    I520F~I400FL

ヨツール社のカタログより抜粋

ヨツール社とは

ヨツール社の創業1853年、日本ではペーリー来航の年。160年を超えた現在でもノルウェーにてひとつひとつ丁寧に手作りされています。
ヨツール製品は「MODERN LINE(モダンライン)」と「CLASSIC LINE(クラシックライン)」、「INSERT(インサート)」の3シリーズあり、どの製品も日本の住宅インテリアに似合うデザインとなっています。

シリーズ別特徴について

デザインとは、フォルムではなく機能面も兼ね備えていることが大切だ、と捉えているヨツール社。
「世代を越えて受け継がれる製品を」この想いが今なお、支持され続けている理由だと感じます。

MODERN LINE

ヨーロッパでは、椅子に座った視線の先に薪ストーブを置き、ゆらゆらとした炎を楽しむことができるようなデザインが主流です。
まるでモダンアートのような炎を楽しむことができます。縦型の薪ストーブのため、他のシリーズでは見られない立ちのぼる炎の先までゆったりと鑑賞することができます。炎をインテリアとして、お部屋を暖かな空間に変えてくれます。
現代的なデザイン性にこだわるならこれです。

CLASSIC LINE

長年愛され続けているデザイン。シンプルで使いやすく、機能性も兼ね備えています。
ガラス扉からはヨーロッパの厳しい環境基準をクリアしたクリーンバーン(自動二次燃焼システム)によるオーロラの炎を楽しむことができます。
豊富な本体カラーで、様々な広さに対応できるモデルをラインアップ。

INSERT

壁に埋め込むインサートストーブは、ストーブ周りの壁を自由にアレンジできる魅力があります。
炎が完全にインテリアとして家の中に溶け込むよう、ストーブ周りをデザインしていくことができます。

ヨツール・クオリティー・システム

ヨツール社では、ヨツール・クオリティー・システムという独自のシステムにより、安全に薪ストーブを使うためのトレーニングを受けることで、通常1年の保証を最長5年にまで延長できる。
システム詳細については下記リンク先ページを参照ください。

最後に・・・ヨツールF500の魅力と決め手!

数ある薪ストーブの中から、らくまき庵ではヨツールF500を選びました。
重厚感のあるデザインで、日本家屋にも合うデザイン。ヨツールF500は、クラシックラインの中でも大型で、その特性を生かした豊かな熱量により部屋全体を暖かさで包みこんでくれます。
正面のガラス扉からはヨーロッパの厳しい基準をクリアしたクリーンバーン(自動二次燃焼システム)によるオーロラを楽しむことができる。
入れられる薪の長さ55cm、と大きめの薪も割らずに投入することができるのもポイント。

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