薪ストーブ料理はとっても簡単なのに、いつもの料理よりも格段に美味しく出来上がるのには理由があります。今回は、薪ストーブ料理の奥深さをお伝えします。薪ストーブユーザーとなったら、他にはない暖かさとともに、美味しい料理も是非同時に楽しんでみてください。
薪ストーブ料理の美味しさの秘密
薪ストーブ料理の美味しさには他の調理方法とは違う特徴があります。
1.食材への熱の伝わり方が違う
2.薪がほのかに香る
1.食材への熱の伝わり方について
薪ストーブは輻射熱を発してお部屋を暖めてくれますが、その熱を活用してお料理もできてしまいます。
一般的に使用するガスコンロなどでの調理では、お鍋をのせて加熱を始めると少しずつ熱伝導によって接している部分から温まっていきます。この方法では当然、一番ガスコンロ部分に近いところが熱くなり、高温になりすぎると焦げてしまうこともありますよね。
対して、薪ストーブ炉内の調理では、お鍋を入れて加熱を始めると、薪ストーブから出る輻射熱によって全体が温められていきます。扉が閉まっているので、炉内全体で加熱されていくんです。そのため、食材に均一に少しずつ熱が加えられていき、ゆっくりと時間をかけて調理することができます。食材が持つ旨味を最大限に引き出すには、高温になりすぎないように、じっくりと加熱していくことが重要なので、しっかり炉内全体が温まっている薪ストーブは調理にぴったりというわけです。
薪ストーブを使った調理とは言え、何も難しいことはなく、火加減さえコツを掴んでしまえば、薪ストーブにまかせておくだけの簡単料理です。
火加減のコツは、「熾火状態にする」これだけです。
2.薪がほのかに香る
燻製料理のように、煙で燻すわけではないのでほのかに香るくらいですが、香ばしい何とも言えないいい香りがおまけとしてついてきます。今は、わざわざ薪を焚べて焼くピザ屋さんもあるくらいで、自然の中にあった薪の恵みが本当に贅沢です。
最後に・・・
薪ストーブ料理は、いつもの料理を本当に美味しく仕上げてくれます。難しい操作は必要なし、熱を加える部分を薪ストーブに任せるだけです。煮る、焼く、蒸す、いろんな役をしてくれますよ。
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